痛み症候群制作10

夏コミが近づき、逃亡性痛み症候群の制作のペースが少し上がりました。最近になってようやくプレイヤーの皆さんに直接還元される作業が進んでいます。スクリーンショットをご覧ください。

Show16

状態異常を表示するウィンドウを実装しました。また、逃走率や進度(ダンジョンをどれだけ進んだか)が表示されるようになりました。他には、戦闘中に敵がアイテムを落とすようにし、戦闘終了時に更にアイテムが手に入るのは敵を全滅させたときのみとなります。

状態異常表示のプログラム

状態異常の表示はかなり手こずりました。仕様としては、このウィンドウは上下キーで詳細を見たい状態異常を選ぶことができ、左右キーで他のメンバーのウィンドウに移ることができます。またメニューキーで敵側の状態異常表示に切り替えることができます。

少しプログラミングの話題をすると、本作の機能を実装するために「選択肢クラス」を作り、使っているのですが、この選択肢クラスは選択できる要素が一直線に並んでいるのを前提にしています。今回の状態異常表示は「メンバー×状態異常」の2次元の選択肢になっているので、この選択肢クラスを2重に組み合わせる必要があり、選択肢クラスの機能が充実していないと途端に辛くなってしまいます。しまいました。

あと、メンバーが4人以上になると画面内に収まりきらないのでスクロールすることで収めています。このスクロール処理も結構大変で、スクロール位置の計算がきちんとしていないと予想外の場所へスクロールしてしまい、原因の特定がなかなかしんどかったです。

ゲームデザイン

いい加減ゲームバランスやゲームデザインの調整に着手しないといけません。どんなスキルがあったら面白そうか、どんな敵キャラクターが登場したら面白そうかを考えているところです。夏コミは体験版なので全ての敵のデザインが完了する必要はないですが、体験版が面白くなるように良いアイデアを盛り込みたいものです。

例えば、体験版には「ゴーレム」という敵が登場しますが(デジゲー博版で既に登場しましたが)、この敵は1ターン力を溜めてから強力な攻撃をしてきます。痛みを与えて怯ませることで溜めた力を無駄にさせるのが効果的な敵であり、痛みを与えて怯ませるというこのゲームのコンセプトに合ったキャラクターになっています。今後も痛みシステムを活かしたキャラクターを投入していきたいと考えています。

邪教の医院

せっかくなのでスクリーンショットをもう一つ。

Show17

次回の体験版では新たな施設「邪教の医院」が登場する予定です。モンハンの猫飯のように探索中ずっとメリットを受けられる「呪い」を得ることができますが、呪いにはデメリットもあるようです。この機能がどんな遊びを生むのか、お楽しみに!

そして画像に登場している怪しい風貌の女性は、邪教の医院の医師であるザラです。着用している白衣ならぬ黒衣はあまり清潔には見えませんが、一体邪教の医院での医術とはいかなるものなのでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください